卒論ゼミ 第19回 11期生(2025/09/23)

投稿者: | 2025年9月24日

こんにちは~ 今回のブログを担当するみなみです🙌

最近日中の気温が落ち着いてきて過ごしやすくなってきましたね。
嬉しい気持ちと一年の早さに焦る気持ちが両方あってとても複雑です……。
一日でも長く秋が居座ってくれることを願いながら、日々過ごしていきたいと思います🍂

さて、さっそく今回のゼミの内容に移ります👇

プロジェクターについて
 前回からプロジェクターを用いながらレジュメのフィードバックを行っていると思いますが、
 今回から ブログ担当の人がプロジェクターの準備とPC操作を行う ことになりました!
 
 ご自身のPCにHDMI入力/出力端子がない人は、変換アダプタを持参することをオススメします。
 忘れないうちに確認をして、前もって準備しておきましょう。

┃卒論関連
 質問紙について
 問題文の書き方で気をつけるポイント
   1文目に「質問は1~10項目あります」と項目数の言及をするよりも
   「あなたの○○についてお聞きします」のように本題から書くように意識することで、
   参加者に文章を最初から最後まで読まれやすくなるみたいです!

 ▷ 実施方法の判断

   質問紙の内容と実施方法のメリットを合わせて考える必要があるようです。
   それぞれのメリットとして以下のことが挙げられていました。
    対面(紙冊子)   : 適当にならず、しっかりとした回答を得やすい
    オンライン(WEB): 1人で回答できるため、センシティブな内容でも回答への抵抗が少ない


 ▷ 質問紙の設計
   質問項目のニュアンスによって、実験者の質問意図 と 参加者の解釈した意味 にギャップが生まれ、
   想定していた結果を得られなくなる可能性があります。
   それを避けるためには、「参加者が読んだらどう捉えられるか」を考えながら
   質問項目の文章を考える
必要があります。

   また、評価手法にも配慮することで、想定通りの回答結果を得られる可能性が高まるそうです!
   いつぞやの復習になりますが、評価手法には以下のものがあります。
   評価手法の特色を加味しながら質問紙設計を進めていきましょう!
   (引用:COLUMN / https://qr.paps.jp/FrGVo

    SD法 : 対象のイメージや認識を多面的に評価する場合に適している
        「良い – 悪い」「強い – 弱い」のように、形容詞を用いて主観的な評価を数値化できる


    リッカート尺度 : 明確な意見を収集し、統計的に処理したい場合に適している
            「非常に同意する」「やや同意する」のように、特定の主張に対する同意度を
            測るのに適している


 インタビューについて
 ▷ 心理学におけるインタビュー形式
   初めに心理学ではインタビューで調査することが少ないことについてお話がありました。
   少ない理由はインタビューには実験者と参加者の関係性が影響するからだそうです。
   初対面の人にいきなり家庭に関する質問をされて赤裸々に答える人は少ない、みたいなことです。
   確かに心理学研究にはセンシティブなテーマが多いので、実施時に考慮する点が多そうですよね。

   社会調査実習で実施したインタビューでは、用意した質問を淡々と聞いていくスタイルでしたが、
   これでは「はい/いいえ」のような回答が増え、聞きたいことが聞けなくなってしまいます。
   そこで、自分の経験を語って親近感を与えることでリアルな声を聞きだす、
   ”参加者の語りを引き出すインタビュー”を意識するとよいというアドバイスをいただきました。

   具体的には、『私は~~~だったんですが、(①自分の語り)
         ○○さんはどうでしたか?私と同じ感じでしたか?(②相手の語りを促す)』

   というふうに、相談をする風・アドバイスをもらう風にインタビューをする感じです。

   こう戦略的に話すのって参加者の行動を操っているようで心苦しくなりそうで不安ですが、
   これも卒論のためと思って割り切ってインタビューしようと思います……。

 論文執筆における注意点
 ▷ 剽窃に関する注意
   前回に引き続き、剽窃についてのお話がありました。
   論文の内容を参考にする際、一部の言い方を変えるなどの小さな変更をしていたとしても、
   教授や学者からすれば学者と学部生の言葉遣いは一目瞭然とのことです。
   気づかないうちに剽窃していまっていたということがないよう、注意していきましょう。

 ▷ 情報源の選び方
   論文を書く際に参考にする情報源として、
   X(旧Twitter)・Instagram・YouTubeを活用している人は注意が必要です。
   フォローしている人やいいねの傾向によって情報が偏り、客観性に欠けるツールであるためです。
   客観性のある情報ツールかどうかをよく考え、有効に活用しましょう。

今回の内容は以上です!
来週も頑張りましょう~🏃‍♂️

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