秋学期 第10回

投稿者: | 2021年11月15日

こんにちは。今回ブログを担当する大内智紀です。今年も残り1ヶ月程度となり、1年が早く感じます。まだ私の体感では夏休みが終わった程度なので、今年がもう終わるなんて一切実感がありません。徐々に寒くなりつつありますが、体調に気を付けて頑張りましょう。

今週のゼミ前半は、恒例の漢字テストの後、D班SPI発表がありました。今回の範囲は、「資料の読み取り」「グラフの領域」「条件と領域」でした。資料の読み取りは、選択肢の条件を資料から如何に早く見つけるか重要です。グラフの領域では不等号の方向を確認し、それがどの領域を指すのか考える必要がありそうです。条件と領域は、問題によっては①〜⑤などの条件を用いずに、問題文と図から解ける問題があるそうです。しかし、このような問題ばかりでは無いので、条件の確認を怠ってはいけません。D班はあと英語の発表が残っているので、頑張ってください。

ちなみに、授業中に谷田先生が仰っていたフリーソフトは、GeoGebra(ジオジェブラ)という名前です。ハート型など自由にグラフを作れますので、数学としてではなく、絵を描く要領で楽しむことも出来ると思います。興味のある方は是非。

後半はB班教科書発表でした。山本翔子と結城雅樹の2019年の論文、「トロッコ問題への反応の文化差はどこから来るのか?関係流動性と評判期待の役割に関する国際比較研究」という論文をもとに、トロッコ問題における反応の文化差について解説してくれました。低関係流動性社会ではネガティブ評判の回避を重視し、高関係流動性社会ではポジティブ評判の獲得・維持を重視する社会でした。このように、論文の中でも実際に使える情報などもありますので、先行研究を調べる際にも役に立ちそうです。B班は今回が最後の発表となりますので、秋学期お疲れ様でした。

残り30分頃、先週の課題のフィードバックが谷田先生からありました。ミニ卒論は2つの尺度を用いる基本的なスタイルですが、SNSの利用人数を聞くなどその他で調査しても良いそうです。抽象的すぎる構成概念はより具体的にしていくなど、各自指摘された点を直しつつ、今週の課題に挑み、良いミニ卒論となるように精進しましょう。今年も残り僅かですが、インターンシップなど就活も積極的に進めつつ、最後までミニ卒論頑張りましょう!

来週の発表はC班教科書発表のみです。C班の方、頑張ってください!

【今週の課題】

前回と同様、仮説を立てつつ、扱いたいテーマ、具体的に何を知りたいか、どのように調査するかを今まで課題提出したWordに追加する形で提出。また、数は指定されていませんが先行研究を更に記載しましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です