秋学期第3回ゼミ

投稿者: | 2018年10月18日

第3回ブログ担当の豊里です!

 

今週は教室に入ってきたとき、または授業の準備をしながら談笑していたときにみなさん嬉しい気持ちになったのではないでしょうか。
それもそのはず、しばらく体調不良で休まざるを得なかったよっちが復活してきました!久し振りにゼミ生14名が揃いました。
よっちを見つけた途端に声をかけに行くゼミ生の姿をみて、温かい気持ちになったのは私だけではないはず。
久し振りに会えて嬉しかったなあ。

 

さて、今回のゼミは私もいる2班の教科書発表と3班の英語発表が行われました。

 

まずは教科書発表。前回の4班と同様の「信頼の構造」という本を用い、そのなかの3章「信頼の解き放ち理論」について説明しました。
信頼の解き放ち理論とは、信頼を持つことで閉じた人間関係を解き放つというものです。

 

この理論は6つの命題から構成され、導き出されたものです。そのなかのひとつ、高信頼者は低信頼者よりも大きな利益を得る可能性が存在するという命題で、私たちの身近で例えるのならどうなるかというお題が出てきました。みんなが頭をひねっているなか、スパッと飛び出してきたこんな良い例えが。

 

飲み会の席で仲のいい友達のところに居座り続ける人と、その場に仲のいい人がいないとしても、盛り上がっている輪のなかにどんどん話しかけに行く人がいたとします。後者の人間は社会不確実性が高い状況に挑まなければいけませんが、より大きな人間関係や有利な情報を得ることができるかもしれません。反対に前者の人間は安心した場所で楽しむことができますが、もしかしたらとても気の合う友だちが出来たかもしれない、また自分にとって重要な情報を逃したかもしれないという大きな機会コストを生み出しています。

 

この例えを言ってくれたのが我らが陸。おかげでより理解が深まったのではないかと思います。発表者側からすればこれ以上にありがたいことはありません。

 

つまり、友だちと更に仲を深めることもメリットがある反面、閉じた人間関係をこじあけるために、まずは自分から他人を信頼し新たな人間関係を築くことも必要だということです。

 

発表前日まで、どうすれば分かりやすくなるのかを議論していたのできちんと伝わったか不安な部分はありますが、伝わっていたら嬉しいです!

 

 

次に、英語は「泥棒洞窟実験」についての発表でした。
泥棒洞窟実験とは、集団間葛藤の原因を解読し、解決したいという思いから、夏のキャンプを利用し、3週間かけて行われた実験です。

 

…と、導入の部分を説明したところで時間がなくなり、授業の終了が告げられました。

なので来週は、途中で終わってしまった英語発表の続き、1班の教科書(4・5章)発表、ディベートの豪華3本立てです!

 

気温が一気に下がり、学校でもマスクをしている人の姿が多く見られます。みなさんも豊里のように風邪をひかないよう気をつけましょう!

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