2年生へ 専門演習の紹介

投稿者: | 2016年12月21日

谷田です。

21日18時からの専門演習説明会に家庭の事情で欠席いたしました。すみません。

このブログにアクセスしている2年生は検討材料の一つと思いますので、説明会で伝えたかったことを簡素にまとめます。

私の専門演習・応用演習の目的は、4年次の12月15日に自身で納得できる卒論を執筆することにあり、合わせてゼミ生全員で支えあいながら、競いあいながら卒論研究に向かうことにあります。そういった切磋琢磨ができる準備段階こそが専門演習や応用演習だと考えて演習を計画しています。

春学期、秋学期も基本的には、専門の社会心理の教科書をまとめたり、統計の分析を勉強したりすることになりますが、グループでまとめ、プレゼンで発表します。自分たちで理解を深め、研究能力を高めます。

そして、臨機応変に必要な課題を多く取り入れます。今年の3年生は積極的に意見したり、議論する力が弱点でもありました。それは卒論研究にとってマイナスに作用する要素でしたので、毎週ディベート課題を取り上げ、自身の発信力や高め、議論する練習を重ねています。これは卒論の研究を進めていく際に、議論してテーマを決めたりすることが重要なので必要な能力です。

こういったことを水曜日の1、2時間目に専門・応用演習の中で取り組んでいますが、それ以外の課外学習の時間に、自分自身の研究テーマの研究を重ねていきます。実験課題を作成したり、実験データを取ったり、調査項目を作成したりといった研究の内容は演習の時間のみで実施するのは至難です。ですので、事前事後学習の中で研究に取り組み、演習の時間は卒論研究に欠かせない多様な能力を鍛えていくというゼミです。

秋口に夏合宿があります。ここでは全員発表を課しています。大変な合宿ですが、4年生やOBOGも参加して、研究発表の楽しさ、苦しさ、自己と向き合う大切さ、仲間を思いやる気持ちなどを学んでいくことができます。他大学と合同合宿です。

演習の最後にもポスター発表会を実施します。これは4年生の卒論口述発表会と合同で実施します。今年は1月28日(土)に決まりました。参加は自由です。内容を告知しますので、ゼミを一考している2年生はぜひ聴講して、研究に向き合う楽しさを感じ取ってほしいです。

 

谷田林士

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