鈴木章太

初めまして。谷田ゼミ12期の鈴木 章太(すずき しょうた)です。

気軽に”しょーた”と呼んでください!

~相手の目線に立って考えること~

MBTI診断ではINFJ型。感受性が強く、周囲の感情や空気の変化に敏感な自分は、常に「相手は今どう感じているのか」「自分にできることは何か」いうように相手の心に目を向けることを大切にしてきました。また、自分の中にある“洞察力”も、その姿勢を支える大きな要素だと感じています。

相手がどんな気持ちでその言葉を選んだのか、なぜその行動を取ったのか――さらには、その背景にはどんな環境や過去の経験があるのか、そうした目に見えない部分にまで想像を巡らせ、相手をより深く理解したいという思いが、自分の根底にあります。

そうした特性があるからか、第一印象では「真面目そう」「落ち着いている」と言われることが多く、自分では嬉しく受け取っています。ただ、その一方で、「ちょっと近寄りがたい」と感じられることもあり、それは自分にとっては少し以外で、正直なところ残念にも感じてきました。

要因の一つとして、自分から積極的に話しかけることがあまり得意でないことがあると思います。特に相手の気持ちを大切にしようとするあまり、「声をかけていいのかな」「迷惑におもわれないかな」と考えすぎてしまい、結果として行動に移せずにいることもありました。それが知らず知らずのうちに、距離を感じさせる印象につながっていたのかもしれません。

とはいえ、関係が深まると「話しやすい」「聞き上手」と言ってもらえることも多く、そうした変化に触れるたびに、自分の在り方に少しずつ自信を持てるようになってきました。

~経験の中で育った寄り添いの力~

 この価値観は学修支援や美術館での勤務などを通して実践的に育まれてきました。

 学修支援では学生が「何に困っているのか」「どこでつまずいているのか」を丁寧に聞き出すことから始まります。相手の理解度や性格に応じて、伝え方や説明を柔軟に変え、一人ひとりに合ったサポートを模索しています。相手が理解できたという反応を見られた時、やりがいを感じるとともに、自分の対話力、対応力も磨かれている実感があります。

 美術館では老若男女、国内外から訪れる多様なお客様に対応する必要があります。小さなお子様にはしゃがんで目線を合わせ、笑顔で親しみやすく話しかける、外国のお客様には身振りや簡単な英語を交えて対応する、そうした非言語的な表現力や観察力も重視しながら、「その人に合った接客とは何か」を考え、行動してきました。毎回の接客が一期一会であり、「また来たい」と思ってもらえるような関わりを意識しています。

~学び続ける、成長し続ける姿勢を持つこと~

現状維持は衰退/後退と同じ――これは、福沢諭吉やウォルト・ディズニーの言葉から学び、自分の軸となっているもう一つの考えです。世の中が日々進化する中で、現状に満足し、立ち止まることは後ろに下がることと同義だと捉え、日常のどんな場面でも「今より少しでも成長するにはどうしたらよいか」を考えるようにしています。

この考えは、学業やアルバイトに限らず、人間関係の築き方や自分自身の在り方にも活かされています。

~趣味の中にも自分らしさと価値観が現れる~

1.写真/カメラ

自己表現が苦手な自分にとって自分らしさを表現する大事な手段になっています。何気ない日常や旅先での風景、一瞬を自分の視点で切り取ることが好きです。写真は単に景色を残すだけでなく、そのときの空気感や感情をも思い出させてくれるツールだと思っています。

2. 映画、音楽

Mr.ChildrenやRADWIMPSのようなアーティストの曲には、自分の心の奥にある感情や葛藤にそっと寄り添ってくれるような歌詞が多く、耳を傾けるたびに「今の自分は、これでいいのかな」「この先どうしたらいいんだろう」といった問いに対して、ヒントや指針をもらっているような感覚があります。共感や、癒されると同時に学びもできるのが魅力です。

また、その言葉選びや感情の表現の豊かさからは、人に何かを伝える際の言葉の力や奥行きについても学ぶことができ、日常の中での言語感覚の磨きにもつながっていると感じています。

映画も同様で、他者の視点や背景、内面、葛藤、人間関係――に触れることで人の価値観に気付いたり、学び得たりと自分の視野が広がり、考えるきっかけになります。

3.旅行

新しい景色や人との出会いを通じて自分の中にある価値観が少しずつ広がっていく――そんな実感があります。日常から少し離れて、自分と向き合い、リフレッシュする時間にもなっており、旅先で写真を撮ることで、趣味同士のつながりも感じています。

~丁寧に学び、関わりながら、挑戦し続ける人でありたい~

 僕が大切にしているのは、相手の目線で物事を考えること、そして学び続ける姿勢を持ち続けること。この2つの軸を持ちながら、日々の小さな出会いや経験を丁寧に重ねていきたいと考えています。

これからも、丁寧に学び、丁寧に人と関わりながら、さまざまなことにチャレンジし、自分を高めていきたいです。

その中で、多くの人とコミュニケーションを取りながら切磋琢磨し、互いに刺激を与え合えるような関係性も築いていきたいと考えています。

今後も大学生活やゼミ活動を通して、自分自身を磨きつつ、周囲とともに成長していけるよう努めていきたいです。

どうぞよろしくお願いいたします!