主に学内向けの投稿です。

1、2年生の人科の学生には、T-poでメールを送信していますが、19日（金）に開催する、月見会（心理系交流会）の詳細です。この月見会はＴ先生と谷田の共同で実施してきた交流会で、今年で3年目となります。2人の私的なものですので、学科ブログに掲載していませんので、ここにてその内容等を紹介します。タイムスケジュールなどはt-poでお伝えしていますので、情報を付加しながら内容を紹介いたします。

今回の月見会では、心理学基礎実験演習の非常勤講師でもある山本健太郎先生（東大・学術振興会）に講演をお願いしました。山本先生の研究内容だけでなく、先生自身がなぜ心理学に興味をも持ち、研究者の道に進んだのかなどをお話ししてだく予定です。山本先生は、日本基礎心理学会からの推薦を受け、平成24年度の育志賞（日本学術振興会）という名誉ある賞を受賞されており、現在は東京大学の先端科学技術研究センターで特別研究員として研究に従事されています。山本先生の講演を通じて心理学を学ぶこと、研究に触れることを面白さを伝えることができればと思っています（山本先生をもっと知りたいという方は、こちらをクリックしてください。ホームページにリンクしています）。

13：00-13：30 招待講演
山本健太郎（東京大学・学術振興会）「何が時間の感覚を歪めるのか?見た目の動きに着目して」

つづいて、谷田専門ゼミから、3年生の牛山侑人の研究発表です。牛山君は、5月31日~6月1日に行われた、長野大学・上田女子短期大学・大正大学（谷田ゼミ）の合同心理学研究合宿にて、卒論の再分析を口頭発表しました。前日も前々日も、他大学との交友が続く中、発表を控えた牛山君はその輪に入るのを控え、自身の口頭発表のために寡黙にストイックに努力し練習を重ねていました。他の口頭発表の人たちとの支えあいもあり、当日はいい発表となりました。その研究内容を発表します。

13：30-13：50 研究発表
牛山侑人「卒論再分析　家族・地元重視尺度の開発：対人スキルとの関連」

ちなみにこの写真は、私のこのサイトで最も人気が高く、私自身も納得の1枚です。

 

 

 

14時からは、交流プログラムを実施します。今回は、１，２年生だけでなく、専門ゼミの3年生や4年生、そして他のゼミの３，４年生が参加してくれることとと思います。今回の交流会の目的は、ずばり縦のつながり。1年生は2年生の先輩から心理学基礎実験演習のことを聞いたり、2年生は3年生に専門ゼミの雰囲気や学びの内容を聞いたり、、、と多様な縦のつながりを期待していますが、これはなかなか難しいこと。ここは、人科おなじみの交流プログラムを実施しますが、できるかぎり新人の出番を予定してます。お手伝いに手を挙げてくれた2年生、1年生を中心に、新人達が、コミュニケーション・ガイダンスでの先輩スタッフのようにアイスブレイクにチャレンジする予定です。2年生の片岡さん、1年生の友野さん、三村さん、山崎さんなどデビューいたしますのでご期待ください（今日、明日で練習を重ねます）。

14：00-14：50　交流プログラム　企画：野々下清・友野素寧　

 

 

 

 

 

最後の2つのプログラムは、教員の心理学の研究領域を1年生にも分かるように体験型の講座形式でお伝えします。両方とも今年と昨年に、オープンキャンパスの学び場体験で披露したものですので、すでに知っている方もいるかもしれません。決して使いまわそうとした訳ではありません。両方の講座とも、交流の要素を持っていますので、学年を超えた交流をという月見会の趣旨に合致したものとなっています。今年のオープンキャンパスでは、武井（1年）・内藤（3年）のコンビと、友野（1年）・石井（3年）コンビで、学び体験を実施してもらいました。この様子はこちらへ。友野さんは交流企画を担当してもらいましたので、この発表を武井さんが行います。

当日諸事情で参加ができない内藤さんが解説の部分について発表方法をアドバイスしています（16日）。

 

 

最後の締めは、Ｔ先生による空間知覚の仕組みです。このT-Duck錯視は自らが考案し、製作した素晴らし作品です。みんなでわいわい作りながら、そしてその仕組みを学ぶことで、認知心理学の関心が高まること間違いなしです。今年は、みんなで作成したT-Dcukを使って動画を撮影したいですね。

現時点での予定ですが、これに加え、何件かの研究発表が追加されるかもしれません。

月見会の総合司会は2年&1年のコンビです。片岡さんと三村さん。

 

 

 

 

 

昨年は、4年生の卒論発表が多かったり（昨年の様子①　昨年の様子②）、おととしは、1年生の基礎ゼミのじゃんけんゲームの発表があったり（おととしの様子①　おととしの様子②）とバラエティーに富んでいましたが、今年は内容勝負の年かもしれません。あくまでも交流が目的ですので、気軽に楽しみたいという気持ちでの参加がうれしいです。

17時以降から、懇親会を予定しています。ここはまだ詰めていないのですが、懇親会あるよとだけ、先に伝えておきます。

 

谷田