ありがとう

主に学内向けの投稿です。

19日に無事に月見会を終えることができました。私が高校時代、河内長野発のスクールバスの中でいつも聞こえてきたのが「ありがとう浜村淳です」のラジオでした。あの独特の声と口調。さっき調べたら、まだ現役の番組だった。。。20数年前の記憶なので不確かですが、基本は芸能ネタと時事問題に対する批判・評論で占められ、ありがとうの対象が何だろうと毎朝思っていました。長くネタを引っ張りましたが、対象を明確にして、照れを隠さず、ちゃんと「ありがとう」を伝えていくことが自分らしさなのではと思うようにもなりました。

まずは山本先生。ありがとうございました。R0017071

お願いした講演の内容も素晴らしかったのですが、懇親会も最後までお付き合いいただきました。1年生(特に男子学生ばかりでしたが。。。)が山本先生を囲んでざっくばらんに会話しているところを拝見して、山本先生の教育的要素のすごさを感じていました。人を引き付ける笑顔が印象的でした。あんなに気軽に1年生が山本先生のパーソナルな部分を質問していて、遠くから微笑んでみておりました。研究者としての山本先生と、学生に囲まれている時の山本先生。どちらも私は尊敬したします。本当にありがとうございました。

月見会スタッフとして、準備から当日の司会まで担ってくれた野々下君、友野さん、片岡さん、三村さん、山崎さん。本当にありがとう。その中でも野々下君の献身的な貢献もあって、交流プログラムがうまくいきました。実力がついてきたと思います。今後もお願いしますね。自分のストロングポイントを理解できたと思いますし、苦手な部分もゆっくり改善しておこうという前向きな点も出てきました。準備物の丁寧さはNo.1です。任せておけばという安心感がありました。ありがとう。

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友野さんは交流会の司会で大いに盛り上げてくれました。こういった学生スタッフの仕事を重ねながら順調に伸びているなぁと感じています。懇親会でもさまざま人に声をかけて、そして一緒に輪になって話そうよといろいろな人に配慮しながら積極的に交流してくれていました。素直に受け止めて自分と向き合ってくれていますし、本当に私自身も友野さんの配慮に助けられています。ありがとうね。

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司会の片岡さんと三村さん。難しい役どころをしっかりと担ってくれました。先輩後輩コンビでしたが、片岡さんのフォローもあり三村さんも伸び伸びと自分の言葉でしっかりと相手に伝えるチャレンジを重ねていました。 交流プログラムでは、初チャレンジの山崎さんもがんばりました。

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研究発表に関しては、武井さんに最大限のありがとうを伝えたいと思います。プレッシャーのかかる発表をお願いすることになりました。天性の部を持ち、努力を重ねる姿を見せてくれました。自分の言葉で適切に説明する能力も高く、透き通る声だけでなく、そのわかりやすさにも聴衆は驚いたのではないのでしょうか?この月見会で、私個人にとってはもっとも意義があった発表です。本当にありがとう。

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今月の学会で、大学院時代にお世話になった先生からFacebookで学生に感謝ばっかりですね、と指摘を受けました。確かに、こういうSNSが苦手だった私が、こんなに投稿を重ねるなんて信じられないことでもあります。投稿内容の偏りにも気を使うようにもなってきました。しかし、この人間科学科に赴任して、ちょっとした機会をきっかけに、ぐんと成長する学生に多く出会えました。表面的にはその成長した良い部分だけがフォーカスされ目立ってしまいますが、学生それぞれが、それらの機会の中で、競争しながらもがき苦しみ、必死につかもうとした結果が良い部分につながっていて、その見えない部分での努力があってからこそなんだと強く思います。

その競争や厳しい部分があるため、うまく関係ができず、私自身反省することが多くなっているのも事実です。輝かしい部分のみに着目してしまう学生はどうしても成長が止まってしまうから。。。

その中でも、機会の中でもがき努力し、成長を続ける学生を知ってもらいたい、その努力に敬意を表して、ありがとうと言いたい。

今回の月見会の私の収穫は、この2つの価値を再確認できたこと。ここに挙げた学生以外にも、伸び続ける学生に私自身が救われることが多い。ありがとうと言い続けること。それは自分が正面からぶつかっていっている証拠なんだと思う。負けちゃーいけない。言い続けてやる。

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