
今日は所属の学科で就職フォーラムが実施されました。OB/OGを6名お招きして学生に就職のことを語ってもらうというもの。冒頭の写真は学生交流懇親会で後輩となる学生を優しく見守るOGです。今日はありがとうございました。
この就職フォーラムの合間や受付や裏の時間を使ってT先生と久しぶりにゆっくり話した気がします。大学にとっては深刻な2018年問題などを語りながら、私たちの学科は高校生から選ばれるのかを考えていました。隣の研究棟では入学相談会が実施されたていたからもしれません。入学という入口と就職という出口。間にいる我々。
大学も大幅に変わってきていますが、大学教員もただ専門教育の教授に特化できないのかもしれません。私も初年次教育に首を突っ込んだり、へたくそな授業をどうするかに苦悩します。
でも研究をしたくて苦労を重ねた大学院時代があるからこそ、なんとかそこで蓄えたものを切り売りしながら自転車操業を続けている気がします。研究と教育のバランスも重要だけど、自転車操業の中で、心打たれるメールを送ってくれる学生がいたり、本気でダメ出しをしてくれる学生がいたり、自信がついて一気に輝く姿をみせてくれる学生がいたり、今日もフォーラム後から9時まで初年次教育の授業の構成についての議論に付き合ってくれる学生もいるので、しばらくはこの幸せな自転車操業を続けることになるんだろうな。
今日は夏季休暇中に鹿児島県の「おきのえらぶ島 島キャン活動」というインターンシップを行ってきた榎本さんが6時までのバイト後に大学に来て、初年次教育のミーティングに参加してくれました。立派に日焼けしていましたよ。ギャルみたい。秋学期に向け頑張ろうという意気込みを感じました。課題も自覚しているし、後期の15回でさらなる成長を遂げることを期待しています。
この池田さんとの白黒対比の写真を載せたいがための記事ではありません。