一旦、終止符

3月ではありますが、昨日はオープン・キャンパスがありました。人間科学コースには、予想を上回る来場者があり、一安心です。本格的にオープンキャンパスが始まるのが6月以降ですので、今回は昨年の学生スタッフと一緒にコース説明を行いました。この2年間、入試委員の今村先生のご協力、ご理解を得ながら、学生スタッフが大学の学びを説明していく形を模索していきました。

昨日は、ある決断をした上でオープンキャンパスに臨みました。前日に学生スタッフのリーダーと話し合って意思を確認しながら決めたことでした。昨日のオープンキャンパスでひとまず、私がこれまでのようにかかわる学生スタッフ形式に、一旦終止符を打ちます。

公募の4月のコミュニケーションガイダンスの学生スタッフの中から、数名の学生にボランティアでお願いし続けました。学科を代表する意識を持ってくれ活躍してくれました。他学年構成の中、横も縦もうまく関係が構築できたこともあるし、スタッフの離脱などもあり、私自身の不徳を感じることもしょっちゅうでした。初年度は何もかも初めて。説明資料のパワーポイントに毎週集まって議論して制作したり、発表練習を何度も行っていたりと必死な年でありました。2年目は引き継がれた部分が多く、余裕が出てくる点もありましたが、新しい企画をどうするかで大変だったと思います。諸事情があり、1年生学生スタッフを抜擢することにあり、人選などで悩んだ時期もあります。でも、その1年生学生スタッフが新しい刺激となり、2年目を乗り切ることができました。今村先生の支援を受けながら、学生スタッフが学科から存在を肯定してもらうようになり、毎年年度末に学科の慰労会を行うことにもつながりました。毎週集まったり、土日を使ったり、、、学生スタッフにとってはアルバイトやサークルやその他の課外活動に時間を費やすことがいいかもしれないのに、ボランティアで献身的に頑張ってくれました。これまで関わってくれた全学生スタッフに感謝を伝えたいと思います。

1年目の夏の学生スタッフ

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2年目は打ち上げシリーズ

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人間科学コースというより、学部、大学全体的に、昨年の末のことが影響して、オープンキャンパス等の在り方が議論されています。私自身はコミュニケーション・ガイダンスの学生スタッフのさらなる活躍の場がオープンキャンパスにあると思い(前任校の影響を強く受けています)、自主的にこの2年間オープンキャンパスに関わり、学生スタッフの場所づくりを行ってきました。ただ、学科の事情もありますので、一旦、という形で終止符を打つ決断をしました。ただし、他の先生が担当するかもしれませんし、要請があったらすぐに再構成するかもしれませんし、なので、一旦という気持ちです。そして、ここに限らず、違う形、違う場所で学生の機会を作ってほしいという声もありました。

昨日の3名のスタッフは、昨年からのオープンキャンパス学生スタッフであり、2月からもコミュニケーションガイダンスの学生スタッフとして頑張ってくれている学生です。昨年とは形が変わりますが、初年次教育の基礎技法A-1のSAとして新入生をフォローしてくれる予定です。新3年1人、2年2人。よろしくです。この3人の学生スタッフ、谷田と今村先生の5人でゆっくり話すことができるパスタ屋さんで慰労会を行いました。3名とも昨日は練習をほとんどしていない^^;のに、うまく説明をしていました。それぞれがしっかりと発表する姿をみて成長を感じました。4月以降は新たな課題です。がんばってね。

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今日はゆっくり休みます。そして、来週1週間はコミュニケーションガイダンスの準備に追われそうだけど、大変な苦しみだから、学生の本質が垣間見れます。そこで、自分自身を見つめ、成長を重ねる学生も多いし、前に行けないけどコツコツ頑張る学生もここで見えてくる。そういう芽を大切にしたい。ここで終わりじゃなく、私自身も見つめ方法の模索もしなくちゃいけない。後ろ向きじゃない終止符にしたい。だから、私こそ、ここから勝負!頑張れ自分!

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