
センチっぽいタイトルに思えるかもしれないですが、ありがとうを伝えることが私らしさと思っているので、勇気をもって再びこのタイトルに。歯が浮くようなことを前線で示し続けることって難しいけど、がんばらなきゃね。そこが私の教員として存在意義かもしれないし。。。昨日の基礎技法Aのことを加えて再投稿です。
月曜日、1年生の向けのコミュニケーションの心理学と基礎ゼミナールが最終講義日。そして昨日、基礎技法Aも終わりました。今年度は初年次教育というものに正面から向き合い続けたから、本当に安堵感を感じています。教員になって7年が過ぎますが、自分自身が四十路に突入したこともあり、そして基礎技法Aで自身の学生時代を振り返りながら語ったことも多かったというのもあり、私自身の大学1年生のころを思い出す機会が多かったです。
私が18歳の時、大学のゼミナールでは社会学の長沢先生という見た目はダンディーなんだけど下町のノリというか学生と距離の近い先生が担当教員でした。なんのゼミだったか、何を勉強したか何一つ覚えていませんが(申し訳ないです)、毎月のように懇親会がありまりましたね(時代の関係もありますが、飲み会とは書きません)。安くゼミ会をさせてくれるお寿司屋さんや駅前クエスチョンが定番でした。クエスチョンではそのころ一般的になりはじめていたカラオケをしていたなぁ。おとなしい女学生がパフィーの曲を歌っている姿が記憶にありますね。20年以上たって、時代は変わってしまいましたが、私も長沢先生のように笑顔で学生と一緒に写真に収まっていきたいですね。がんばらなきゃ!ダイエットも。顔の形が今と違いますね。短髪でも一番やばかった時期(5年前)のおっさん写真(石井さんから絶賛を受けた写真)も横に貼っておきます。時って残酷でしょう!
私が1年のころを思い出すと、苦しかったこともいっぱい思い出されます。今は大学自体が出席が前提なので、とことん悩んでということが難しいですね。悩んで誰とも会いたくなくたって旅に出ちゃうと、半期の単位が危なくなるから。。。ここは今と昔でもっとも変わってしまったところかもしれないですね。冒頭の写真は多感な18歳から5年間住み続けたアパートのベランダからの眺め。海が近かったことが本当に良かったです。ぼーっと海を見続けながら自分との対話ができたと思いますので。
基礎技法の発表会を終えました。この基礎技法に関しても、毎週どう改善しようと頭を抱え、悩み、うまくいけば喜び、うまくいかずに反省を繰り返す日々を過ごしました。当然頑張ってくれる1年生の授業姿が励みになりましたが、いつも紹介するSAの5名の献身的な貢献があってこそです。最後の発表会を終え、5人を撮影した写真です。打上げでもFBでも言いましたが、もう一度、ここでも伝えたいです。本当にありがとう!
これに限らず、学生への機会を提供したいと様々なチャレンジを行ってきましたが、年々うまくいくことも、うまくいかなくなってきたことも、良いも悪いも、自分のやり方の長所も欠点も。。。いっぱい学生ともぶつかったりもしましたが、信念をもって向き合い続けられたのは、妻のおかげです。いつも冷静に私の状態を察してくれ、いつも支えてくれています。先日、妻の誕生日でした。中学校の同級生であるので”惑わず”です。同級生であるのでいつもフラットな関係です。私の写真を探している際に、妻の20年前の写真をアルバムから見つけました(勝手にここに使用しているけど怒らないでね)。私も北海道時代、看護学校で非常勤講師をしていた時に、戴帽式に参加させてもらったことがありましたが、神聖な儀式そのものでした。今もなお、看護士として高齢者の看護を楽しみながらも尽力している姿を見て尊敬しています。本当にありがとう!