
12月23日、京都ハルスプラザにて浮き沈みの激しい一日でした。沈みは階段で転んで足首を捻挫したこと。幸運にも骨に異常なく、痛み止めが処方されて本当に助かりました。Facebookで友人にご心配をかけ、さまざまなコメントいただきました。感謝しております。
病院からライブ会場に戻ったのが2時半ぐらい。その後足の状態を確認しつつ、どういう風にライブを楽しめるかを模索していました。痛み止めも効いてきて、会場の前方に向かいつつありました。Dragon Ash、SiMと続き、端ではあるけど前方の柵あたりまで来てしまっていました。
5時30分。楽しみにしていた10-feetが始まりました。1曲目にイントロが。。。1曲目がvibes by vibesという私にとって一番大切な曲でした。即抑えきれなくなって、行ってしまいました。
片足でジャンプしていました(心配していただいたみなさん、すみません)。全力でいつものように前方で押し合い、声をあげ歌い、飛び跳ねていました(再度、すみません)。その後40分間、涙がこぼれそうになりました。痛みからではなく、感謝からくるものでした。
昨年の12月23日、同じ京都パルスプラザ、私にとってデビュー戦となったポルノ超特急に参加していました。vibes by vibesという曲を聴きたくて、一人京都に向い、右往左往しながらライブ文化の洗礼を受けました。残念ながら、そのライブではこの曲が披露されませんでしたが、お目当ての10-feetだけでなく、ROTTENGRAFFTY等、圧巻のライブパフォーマンスに年齢を忘れ、はじけてしまい、何より自分をさらけ出せる空間がそこにありました。それからというもの、この1年、数多くのライブやフェスに参加しました。妻も好きなバンドができ、一緒に応援して楽しい時間を共有できました。このポルノ超特急の主催が妻の好きなバンドです。今回、妻も楽しみにしていたけど、断念せざるをえなくなって、チケットは購入したものの私も参加は無理かなぁ、と思っていたんですが、楽しんでおいでと快く送り出してくれました。当日朝も、一緒に4時に起きてくれて準備を手伝ってくれてもいました。私にとって、10-feetから得ているものの大きさを一番身近に感じてくれているからかもしれません。不器用な私は真正面からぶつかるから敵も多くなるし、短期的には学生とだってぶつかり関係がまずくなります。なのに、私自身、基本的には気弱で評価を気にするタイプなので、気疲れしてダメになってしまう。本当にもうダメだと思ったときに、vibes by vibesという曲に出合い、助けられ、今の自分があるといっても過言ではありません。他にさまざま好きな曲も多いですが、この曲が私を奮い立たせくれます。自分らしく向き合って頑張っていくことを支えてくれています。
妻への感謝の念を抱いた23日の早朝。階段で足をくじき、転倒してしまったため、自分のどんくささや不注意を恨み、自身のふがいなさで苦しくなったぐらいです。そして、この一年間の10-feetへの感謝を爆発させて表現することもできなくなったと思い、本当に自己嫌悪に陥りました。
だけど、幸運にも、ケガも軽症だったし、最高のライブを過ごすことができました。トリのROTTENGRAFFTYも最高でした。妻の分も精一杯はじけてきました。モッシュにも突っ込みました。ラストの金色グラフティの際には、いつもの4列目あたりでダイバー処理もしていました(本当にすみません)。京都駅中マツモトキヨシで購入した足首サポータを信じて。。。
今年1年間、様々うれしいこともありました。そして、様々つらいこともありました。負けそうになることも自信を失いそうになることも職業柄しょうっちゅうありました。でも、ライブがあって、そこではじけて、MCの言葉を強く胸に秘めて、頑張っていこうと思えるようになっているので、これからもそうしていきたい。そのために、しっかり体鍛えて、神経も鍛錬します。階段で転ばず、また来年も様々ライブで元気をもらう一年にしたいです。