
昨日は、今年から試みの授業体験DAY。
今年度も新入生ガイダンスのスタッフの中から、人間科学科のオープン・キャンパスをフォローしてくれる学生スタッフを選びました。昨年度からの学科の取り組みです。今年は2年生と3年生を融合する形でスタッフを構成しました。準備が思うように進まなかったり、様々なことで厳しいことを彼女たちに伝えたのですが、それでも歯を食いしばって踏ん張ってくれました。
昨年のスタッフとは、週一回夕方から夜にかけて時間をとって作業を進めてきましたが、今年は私自身が多忙となりスタッフの空き時間と合わせることができず、また秋学期のSAのリーダー研修とも位置付けたので、私自身は引いた位置でスタッフの活動を見守ることになりました。先週から、新しい2年生のスタッフの消極性に対してコメントをしたり、このスタッフとしての自覚を促したりすることが多くなりました。なので実をいうと、何人かはスタッフを辞退するのではと思っていたぐらいです。
昨日は授業体験DAYということもあり、授業の残り5分を使って、人間科学科の特徴を学生スタッフが伝えるということにチャレンジしました。とても緊張していたこともあり、うまくいった部分、反省残る部分、それぞれがスタッフが感じ取ったと思います。ただ、直後のミーティングでは素敵な表情をしてくれました。本当にがんばったと思います。
それが終わったら、スタッフの慰労を兼ねて、近くの串カツ屋さんに行きます。恒例行事です。そこには、同僚の先生が顔を出してくれます。そして、そこで真の意味での学生スタッフの慰労と反省会が行われます。ここではH先生がいつも学生に的確で学生の成長につながらコメントをしてくれます。入試のI先生も学生のために多大なカンパを毎回してくれます。学科長もお忙しい中合間を縫って参加してくれました。昨日は、4時半から8時半ぐらいまで、いっぱい飲んでいっぱい食って、いっぱい語りました。最後にとった写真(冒頭の写真)で、みんなの充実の笑顔があります。こういう写真を見直すと、がんばってよかったなぁーと思います。
昨日の授業体験DAYと普通のオープン・キャンパスと何が違うのかというと、学科を説明する時間がないこと。某大学の授業体験DAYを参考にしたと聞いていたが、そこは名もあるブランド校。その大学に行きたいと希望する高校生が、様々な授業を体験することでより受験意識が高まると私自身は思っています。私たちの大学で授業体験DAYをしてどのような高校生に何を伝えるか。他で成功している方法を取り入れるにしても、その成功をもたらしている本質を見抜かないといけないですね。私たちの学科では、この授業体験DAYで何を目的とするかを話し合い、授業の最後5分を使って、私たちの学科の特徴をミニアピールすることにしました。授業体験の4コマも、それぞれを独立とせず、午前と午後で社会学と心理学をセットにしたシリーズものとして授業体験を組み立てましたが、連続して受講してくれた高校生はわずかでした。人間科学科の魅力をどのように高校生に伝えていくか。次回もがんばります。