ピンクは軽いもんじゃない

もう24日の深夜。たまにくる眠れぬ日。あかん夜が明ける。まだまだ若い証拠かなぁ。四十すぎたおっさんだけど。

5年前の写真。ピンクを着た1回目だと思う。いろいろとピンクにまつわって書いてから寝よう。

明日はオープンキャンパス。入試委員を終え、今回のオープンキャンパスからは気楽に挑めるかも。個別相談の要員だけでいい。

この大学に入って当初は、公募制の新入生ガイダンスであるコミュニケーションガイダンスのスタッフの精鋭たちが、2年時にオープンキャンパススタッフして切磋琢磨する。そう思い描いていたことも、長く続くもんじゃないなぁ。やり方が甘いのか、総合的な配慮がないのか、上の教員を立てるなんてどうでもいいと思っていたからなのか。。。ただ今は、その学生スタッフとの並列的なかかわりや過程は見てみないふりをされて、実だけ、結果だけ上から求められ、欲しがられたりする。

でも、それは断る勇気持ったこの3月。切磋琢磨だって簡単に口にすることが、わが子にタクマという名をつけることが、相当な覚悟のもとであり、それは簡単にしていることではない。研究ができないけど、その切磋琢磨の重要性を伝えることがアイデンティティーと誇っているからのこと。そう思えるぐらい、恩師や先輩や後輩の研究者に恵まれてきた。だから、教育だけは…と念じながらではあるけど、学生と真正面からぶつかるようなこのような付き合いは、一歩間違えばやけどするし、うまくいかなくなるし、それはとてもつらいこと。でも、本音で向き合うことに意味があること。そういうことを理解してもらえない人たちに、利用されたくない。それは私自身ではなく、一緒にもがいてくれる学生に失礼だから。

最初は在庫の問題だったけど、人科がピンクになった。もーこがこだわってくれて、数年はこのピンクを着ることが学科を代表して前に出ることを意味した。

5年前の冒頭の写真。もうみんな卒業しているけど、半分以上は未だに顔を出してくれる。だから余計にこだわる。

この時の1年生がこの3月に卒業。その後にピンクを着つづけてもがいてくれた2名と最後に懇親会を来週に実施予定。

ずっと心の中でピンクを着続けるよ。だから組織的には孤独なんだろう。でもいいさっ。