
先週のことになるけど、広島で思いっきり充電してきました。時間が制限されていることもあると分かったし、来年度に向けて一歩進まなきゃ。あまりFacebookも使わなくなったし、写真も撮らなくなってしまったけど、ここで残さないといけない気持ちは綴っていかなきゃね。子育ても重なって、今年度初投稿が2月下旬で、しかも1週間前の出来事のこと。頑張れ私。
広島のお目当ては10-FEETのライブだった。そして、翌日、後輩のハッシーの研究室で素晴らしい光景をいっぱい見せてもらって、私も頑張る方向を再確認できたというか、学生と向き合いつづけていく重要性をハッシーから教わったというか、檄を飛ばされたというか、、、私にとっては再度前を向くための貴重な時間になった。開放的な研究室。学生が入りやすいレイアウト。だから春休み期間にも関わらず、学生が実験していたりして、学生にとって居心地のよい研究室だった。この春卒業の、ハッシーにとっては一期生の学生が研究発表を聴かせてくれた。私も負けちゃーいられねーと思いましたよ。ハッシーありがとう。
今年の私の卒論生も本当に最後まで頑張ってくれる学生が多く、学生同士で支えあいながら競い合いながらベストを尽くしてくれた。長い長い人生においては、たかが卒論かもしれない。十数ページにどれだけ時間をつぎ込むのだろう。心理学実験や調査は準備や実施や分析に多大な時間を要する。特に私のゼミは生理指標を扱うことが多く、表情筋や脳波などを先輩や同級生に教えてもらいながら、試行錯誤の中で結果を得ていく。だから、10月以降は大学院生みたいな研究室ばかりにいる生活になってしまう学生もいる。ただ、その試行錯誤の時間を共有できることは私にとってはかけがえのないもの。いかにこの時間を学生同士が切磋琢磨する時間に、この環境を切磋琢磨の環境にしていくことができるか。それが私の仕事なんだと思う。でもなかなか難しい。メンバーによって方法も変わるし、正解もない。手探りばかり、遠回りばかり、無駄と思われる時間ばかりにも思える。でも、でも、私が出身の研究室で学んだことだから、時代に合わない方法であっても、もうダメと完全に思うまで諦めたらいけない。それを広島で再確認できたことが何より大きい。
10-FEETのライブ。フェスの大会場ではなく、ライブハウスならではの臨場感。思いっきり出し切って本当に明日からの活力になった。ハッシーにもずっと質問されたことは、出し切るって何?暴れるって?ということ。そしてそんなに楽しいですかと。出し切るにも2つの意味があって、体力的な出し切ると、精神的なものを含めた出し切る。10-FEETのライブは後者。とある雑誌記事にも書いてあったが、10-FEETのライブは喜怒哀楽といったすべての感情を出し切れる場所だと。当然押し合い、ぶつかり合い、人が上から降ってきたりといった激しさもあるし、曲の合間のMCなどで、自分の苦しみや悲しみを昇華してくれる熱いメッセージを送ってくれる。だからライブ中に何度も涙が流れそうになるし、実際に何度か流れたこともある。で、楽しい。思いっきりジャンプする、みんなが思いっきり熱唱する。カラオケにも恥ずかしくて行けない私が、ここだけは声を上げる。ここだけは恥じらわずに、さらけ出すことができる。
今回も、いきなり『火とリズム』という新曲から始まった。2月に入り、クヨクヨしていたり自分の方向を見失いかけていたから、この曲が励みになっていた。そういう想いをしょっぱなからぶつけ、その後ノンストップ。ライブが終わり、汗だくだし、頭けられているから首痛いし、ふくらはぎぴくぴくしているし…でも満足感しかない。
ライブTシャツも結構そろってきた。今回のデザインは特にいいなぁと。物販に並ぶの大変だけど、それを待つのもまたいいと思うようになってきた。
「学生よりも学生らしく楽しまないでください」「ライブがあるから頑張れるという言葉は学生の特権です」と言われてきましたが、ずっと言われ続けるぐらい、ずっとライブに行きたいなぁと。来年も広島のチケット当たればいいのに。それまで向かい続けるぞ。といいつつ、3,4,5月と月一のペースで10-FEETのライブやフェスに行きますが…そのために筋トレして、体力キープして、と若作りしなきゃ。
変わらずに向き合い続ける難しさ。でも「背を向けるのは最後に」