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ただ今、深夜4時あたり。夏季休暇中は、工茉の夜のミルク当番。さきほど、しっかりミルクを飲んで、再度スヤスヤ眠りについてくれたので、私もひと眠りしないといけない。明日は3年生ゼミやオープンキャンパスの打ち合わせなどを午前中から予定しているから。だけど、目が冴えてしまっている。眠れない理由もわかるので、寝酒を重ねながら、自分用に少し気持ちを整理してみよう。

今日から大学が使用できるので、卒論ゼミを行いました。まぁ休みのど真ん中。参加は4名程度でしたが、いろいろと無駄話も重ねながら実験の打ち合わせ。

そこで一人の卒論のテーマを決める上で私にとって、重い決断もしました。昨年もチャレンジして、なかなかうまくいかなかったテーマ。私自身の研究領域である共感性研究を応用して、初年次教育におけるSA・LAといった先輩学生による学習支援をつなげること。なかなか大変なテーマ。

この大学に来て、学生スタッフ育成に主体的に関わるなかで、多くのことを学びました。うまくいったことも、うまくいかなかったことも多々あって、大きな喜びと大きな苦しみの両輪の中で進んできた5年間でした。

今後もこういう学生スタッフ育成にかかわりたいと思いながら、しかし、私自身の学内・学科内での役割の変化もあります。そして、子どもが生まれ、環境の変化もあります。不器用なのでここ数年のひっかかりをうまく消化できずにいたことも事実です。

昨日友人で尊敬するH君から電話があって、近況を話していると、いい意味で煽ってくれ、指摘してくれました。立ち止まっている私に、らしくないと。いろいろ言い訳を言う私に、らしくないと。自分自身で分かっていましたが、彼から何気なく出てきた言葉がとても重かったです。

やっぱり、自分らしく、前を向かなきゃと心から思いました。最前線でボロボロになっても信念を貫く姿勢を見せることができる教員であり続けたい。だから、卒論生やゼミ生とタッグを組んで、再び学生スタッフの学習支援について本気で取り組んで行こうと思います。

その決意じゃないですが、今日の帰る間際に3人の学生に手伝ってもらいました。恒例の卒論カウントダウン。計算すると122日前らしい。冒頭の写真は3人で「122」の人文字をお願いしたんです。まだまだ先ですが、今日が再びという意味でのリスタート。