
先日、無事に7月のオープンキャンパスを終えた。所属する大学では、通常の教員は、学科別説明にこんなに時間も労力も飲み代も^^;かけないのかもしれない。私はここを学生スタッフと一緒に乗り切ることで、生まれてくる何かに大切なものがあると思っていている。でも、学生スタッフのことは毎回うまくいくわけでもないし、私の立場的な要因もあって、去年ぐらいからは本当にうまくいかなくなることも多くなっている。卒論ゼミや専門ゼミにつても同じことが言える。自分を鼓舞して言い聞かせて無理にここを作ろうすることも増えてきた。最初の頃は、手探り状態の中、夢中になって必死にここを作ろうとしてきた。
この大学に来て6年目。年々学生のメンバーは移り変わるのに、課題が同じままであったりすると、自覚のないまま私自身が勝手に諦め、面倒になり、倦怠してしまいそうになってしまう。昔はどうだったとか、うまくいっていた時期と比較してあーだこーだ、あの時はどうだったとかと考えてしまうこともあるけど、、、ちゃう!メンツが変わるからこそ、毎回必死に向き合わなきゃ。大学時代、サークルに夢中になる人も、バイトばかりに専念する人も、いろいろあって、それが大学だと思うし、その多様な選択肢の一つとして学生スタッフのことや研究に打ち込めること、その場所を作れるかどうかが重要だと思う。毎回同じことも繰り返すこともあるけど、絶対に慣れずに必死になり続けていきたい。
今回は、1年生の朱理ちゃんの満点な度胸、萌ちゃんの4年生としての優しきリーダーシップ、そして、良さん、レイ君、春ちゃん、あすみんのライバル関係の構築。慣れたくないねんと思い続けた1週間。最後のみんなの笑顔に報われる。本当にありがとう。
10-feetの新曲についていたライブDVD。冒頭のMCを何度も自分に置き換えて聞いた。慣れたくないねん、必死でやりましょーという叫びが胸に刺さりまくる。”今日しかないと思って”どんなけ授業もゼミも学生スタッフに向き合えるだろうか?流されるほうが楽だけど、そしてすべてがうまくいくわけでもないけど、自分のペースで強く心をもってがんばってやる。
あー何度も思う。10-feetを好きでよかった。こんなおっさんにも響くんだなこれが。