たてつな

バトンという投稿を以前書きましたが、昨日はほんと感無量。なかなか学部生の中で縦のつながりを作ることは難しいんだけど、表情模倣の研究が彼女たちをつないでくれて、それぞれに敬意と思いやりが交錯していて、3時から話し始めて、思い出のお好み焼き「のろ」に出向き、11時まで。まぁ、私も含めよくしゃべるし、過去も現在も未来のこともも、数年ぶりであっても話していたら、あっという間に時は過ぎる。

4年前の卒業生の田島さんが連休を活用して遊びに来ますと連絡をくれたことがきっかけ。田島さんが内藤さんに連絡して一緒に顔を出してくれました。内藤さんとも卒業式ぶり。1ヵ月ちょっとですが、社会人らしく落ち着きも加わり、かっこよくなっていて驚き。そして、私が、三村さんに声をかけ、三世代でわちゃわちゃですな。

田島さんが4年の時、一緒に研究を手伝ってくれたのが当時1年生の内藤さん。そして、内藤さんが4年の時、実験を一緒に取り組んでくれた当時2年の三村さん。なので、今回田島さんと三村さんは初の顔合わせ。それぞれの友人ならわかるけど、田島さんも、三村さんも、人見知り傾向があるけど、少しづづ慣れていって、両方つながっている内藤さんの社交性に、田島さんが驚き続けるといった、楽しい会でした。

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4年前、表情模倣の研究を手探り始めたとき、卒論研究として田島さんが本当に頑張ってくれました。仲間の浅見さんとコンビで一緒にこの代を盛り上げてくれました。その後、この研究は、内藤・石井コンビへと引き継がれ、本当に論文化しなきゃいけないほど良質のデータが集まり、研究の方向性も固まってきました。そこで、今後の三村さん。ここでもコンビの話になって、田島にとっての浅見さんや、内藤さんにとっての石井さんの話をすると、三村さんがうらやましがるといったループの繰り返し。この大学に来て5年、表情模倣の研究を田島が始めて、石井がまとめ、内藤が発展の方向性を示すといった感じになりました。卒論という枠を超えて、笑顔^^;で頑張ってくれていたから、本当に彼女たちの能力もすごくなりました。模倣の研究の2年間分のデータをまとめきった、石井さんも、仕事の頑張りをツイッターで発信してくれているから知ることができていて、嬉しい日々が続いています。

いろいろ大学のことで躊躇していたり、もじもじしていたんだけど、石井卒論と内藤卒論の論文化は私の約束。で、自分自身にもはっぱをかける意味もあり、内藤さんに期日を約束しました。破れないので頑張らなきゃ。石井さんにも今度約束しなきゃね。

何より、直接的ではなくとも、自分が上級学生になった時、それまでの先輩学生に近づきたいとか、こうなりたいという気持ちの芽生えは大切だと思う。その意味で、必死に取り組んだSA制度は、大切だったんだと思う。そして、CGやOCといった他学年がつながる場で、そして専門ゼミという場で、そこで見える他人の強さと自分の弱さを素直に受けとめること。そこを間接的に支援すること自体に、私の理想の教育があるんだと思う。間接的なものの一つに、飲んでいろいろ無駄話して慣れるという場の提供がある。そして、その飲み会的な場の提供は、連休明け以降はしばらく控える予定です。先輩パパの橋本博文さんも、最初1年は飲み会なんて出れないですよと言ってくれていたから。で、その最後の場が、この”たてつな”ラインの飲み会であったことに感謝です。

それぞれの強み。彼女たちも一人ではなく、競いあい、支えあう友人があるから強い。だから、飲んでいても、石井さんや浅見さんっという友でありライバルの名前が何度も出てくる。先週、うっしーと飲んでても、内藤さんや石井さんや神永君といったライ友(今作った私の造語)の名前が何度も。

通じ合う人とは最初は無理と思っても、話して、飲んで、その人の強みと自分の弱さを素直に受け止めっていくことで最後に深いレベルで通じ合える。それを信じて間接的に場を作り続けることが、私らしさなんだと本当に実感した一日でした。長文すみません。