流さない

昨日、日本科学未来館へ。目的は企画展「トイレ、行っトイレ!」で巻きうんちの帽子をかぶり、巨大トイレの滑り台で、うんちとして流れることであった。妻が楽しみにしていたイベントだった。トイレが大きく、広角系のレンズがなければうまく写真がとれなかったです。残念。私の最近の口癖は旅に出たい!だったので、さまざまなストレスと一緒に水に流したかったのですが。。。ここでは流れずじまいでした。。。

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粘土で今日のうんちを再現しようだったり、世界の衛生事情を学べるコーナーがあったりいい企画展でした。子どもに交じって、きゃっきゃ遊んで学べる感じでした。明日までです。是非。

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その後、常設展へ。
何度も通いたいと思うぐらい楽しく勉強できる展示だった。
全然、存在を知らなかったのですが、子どもも大人も夢中になれるものが多くてこれは年間パスを買わねば、、、と思いました。

常設展の1画に松沢先生監修の「ぼくとみんなとそしてきみ」
模倣、同調、共感という私にとってなじみの言葉が目に留まり、絵本のようなブースに足を踏み入れました。途中のみんなとの巻の解説に山岸先生のお名前があり、誇らしくうれしい気持ちと、何やってんだ俺という気持ちと、一緒にいろんなものが私の中に渦巻きました。

私が修士のころ。もう15年前ぐらいですか。山岸先生から共感の尺度の研究を引き継がないかとお話しがありました。ある先輩のプロジェクトだったのですが、その先輩が修士をご卒業され、宙に浮く形になってたものでした。

今でも鮮明に覚えているのは、共感の研究は将来重要なトピックになるから、私の経歴(社会福祉から移動)から考えてもここで共感のことを研究しておくと、就職で役立つし、その後私が教員として応用しながら研究できるテーマだから、と研究の担当をまかせてくれたことです。十数年前のお話しです。

展示で山岸先生の名前を見たとき、この風景が思い出され、山岸先生の先見の明に対して敬意を感じると同時に、もっと自分が頑張っていれば、もっと研究に努力していれば、、、という自責に苛まれました。

この気持ちは、水に流しちゃーいけないと思っています。

この苦悩と向き合い続けることはしんどいけど、向き合い続けることでしか解決しない。

定期的に未来館に行って、自分を戒めていき、自分なりの方法を模索していきたい。

最初と最後が全く違う記事内容になってしまった。。。すみません。

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