
昨日、表現学部の1年生の番組取材制作のワークショップをお手伝いすることになりました。SNSについて社会心理学の立場からコメントするという取材を受けました。とても感心したのは、1年生が主体的に取り組んでいたこと。SNSについて学生にアンケート調査を行い、それをまとめた結果を用意していたり、ある一人の学生の密着取材を行いSNSが学生の生活にどのように切り離せないものであるかのかについての映像を事前に準備していました。その映像には、テロップやナレーションまで入っており、まるでちょっとしたニュース番組の特集みたいな構成になっていた。何よりその制作が1年生のワークショップの授業で行われていることに驚きでした。
1年生のグル―プでそれぞれ教員に連絡を取って取材していたみたいですが、取材の目的などを示した企画書に基づいて許可をとって、そこから個別に連絡する。。。こういったことを1年生自身がすべて行っていました。主体性を育む教育方針に、またも頭が上がらないと思いました。ねぷた制作でも思いましたが、表現学部は、実学ゆえにどんどん経験することによって技術を得る学部の学びだと思いますが、1年生の時からこういったことにチャレンジできるというのは魅力的だなぁと。私自身は初年次で主体性を伸ばすためにどのような方法があるかと考え続けてきた半年だったので、こういった取組から学ぶべきところをしっかりと考えないと。
冒頭の写真の2人が取材してくれました。とても前向きで好印象の学生でした。ちなみに他学部の学生ですし、ちゃんとブログに写真掲載していい?と許可をもらって掲載しています。