最後に繰り返し

もう31日。2016年が終わってしまう。なのに風邪からの喘息再発気味で一人安静にする年末。23日から26日まで妻と工茉と3人で京都旅行、その後私のみ東京に戻り、ため込んでいた仕事に取り掛かる予定だった。でもこの体調。1月2日に実家の大阪で合流するので、その時までに快方にもっていくために今はひたすら薬飲んで安静。あーしんどい。

クリスマスの25日にShankというバンドでライブ納めしました。初めて密集で倒れて下敷きになりかけ怖い思いもしましたが、年齢を忘れて、思いっきり激しく楽しみました。これまでのライブの中で一番の密集度で激しかった。前日にもBONEZ、サンボマスター、Rottengrafftyといったバンドのライブを密集で汗をかきながら楽しんだのですが、やはり10-FEETのライブがなくて満たされない気持ちも芽生えていました。ライブ文化に染まり、上記のバンド以外にも好きなバンドがいっぱいあります。今回だってBONEZはかっこいいし、サンボマスターを聞くと幸せになるし、Rottenも最高だった。で翌日Shankは酸欠直前ぐらい楽しんだ。

でも10-FEETのライブで自分を見つめたいなぁと。このライブ文化に染まったきっかけは、教育のことや大学のこと、いろいろ抱え込んで、うまくいかなくて、岐路に立たされていた3年前だった。youtubeで知った10-FEET。いつもPCのヘッドフォンで大音量で聞きながら、気分を高揚させたり、自分と向き合ったり、負けるかと踏ん張ったり。そしてライブに行くようになって、その時までの自分自身の抱えてるものやつらいものや悩んでいること、、、そういったものが、激しいライブの中に、そして訴えかけてくれるMCによって昇華されていく感じ。だから、音楽を楽しむというより、10-FEETのライブと自分の教育的なぶつかりが密接に関連している。今年も3年ゼミ、4年卒論、学生スタッフのことに向き合ってきたから、年末に10-FEETのライブ行きたかったなぁ。

昨年と違い、時間的なもののつらさに苛まれた。5月に工茉が生まれてくれて、四十路の私たち夫婦は子育てに精一杯。精神的にも体力的にもつらくなることも多かった。9月の専門演習の合宿や秋学期のコミュニケーションの心理学の授業での学生スタッフの取り組み、そして、12名の卒論があって休まることがなかった。このような教育のことと、自身の研究のこと、そして家族との時間。どれも大切にしたいんだけど、うまく時間をハンドリングすることができず、家族にいっぱい迷惑や負担をかけてしまったことも事実。でも、自分自身がこの仕事をしていて、ゼミ生や学生スタッフと向き合い続けることを選択したことが唯一の自分らしさだと思う。

ライブの数日前に、今年の学生スタッフの打ち上げと、模擬授業の打ち上げを兼ねて、京橋の兄の店へ。OGの二人も参加してくれて、学生スタッフの奮闘を労った。うまくいかないこともいっぱいあって、苦しいこともあったけど、しっかり意見を言い合って高めあってくれる関係に育っていました。2年、3年、4年の他学年構成の学生スタッフでしたが、それぞれの強みが発揮されれば、もっともっと成長できる。あと1月もあるけどがんばろう!

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今年も今日で最後です。これまでと同じことしていているから、過去の繰り返のような投稿になるけど、繰り返しに意味があるのではと思った31日でした。来年もよろしくお願いします。