
今日は、4年生卒論ゼミ生の石井さんと神永君の内定お祝い会を実施しました。普段の水曜ゼミから木曜日に急きょ日程を変更したことでバイトに入っていた学生が多く、また明日選考や説明会の学生が多いので参加者は少なかったです。
そういう状況であったけれど、明日選考や説明会があるにも関わらず、お祝いをということで、ノンアルコールで9時まで参加してくれた草野理子さん、栗原菜摘さんありがとう。あなたたち2人のおかげで、私が大切にしていたものをなんとか繋げることができました。本人たちは卑下しますが、私は昨年のゼミから伝えたかったことだと思うので、あなたたちが参加してくれたことで本当に私自身救われた気がします。その思いやりが私は大好きです。
こういうことは本当に難しい。みんなが合理的に動けばうまくいかないことが多々あり、これまで利他的に気持ちを見せることの重要性をゼミで伝えようと思ってきたけど、うまくいかないなぁと思うことばかり。今日は、多分ほかのゼミ生より私の置かれいる状況のほうがヘビーな状況でした。でも、内定を取った学生を祝う場所を作りたかった。そして、何があっても時間を取って参加しようと思った。そして、何よりそういう会でみんなで祝いたかった。それは私の理想だから、強制できるものではない。でも私の教育本質というものがそこにあったと思う。なぜ学生に時間を費やすことができるかの答えがあるところでもある。損得計算じゃない部分、合理的じゃない部分、それは現代的に言えば、無駄だと切り捨てられる部分。自分のことを重視したらしてはいけない部分。だとしても。。。私は友のものがあるならそれを犠牲にできる。そこに意義がると思う。ただ、こういうことは理解されずにもうやめようと何度思う。でもでも、損得じゃない部分で人の関わりに意味があると思っている。そこに私が伝えたいものが詰まっている。5分だっていいい、ほんの少しだけでいい、参加しておめでとうと言ってほしかった。明日何があろうとも、今日何があろうとも。ただ、それは強制。そこを求めてはいけないと思っていた。もう今後、こういうことも求めてはいけないんだと自分に言い聞かせた。就職活動時期が変わり、急きょ決まったお祝い会であったため、仕方がない部分もいっぱいある。
だとしてもと思いつつ、今日は内定を取った2人の学生と私の3人でのお祝い会も覚悟した。
だから、草野さん、栗原さんが集合場所にいてくれて本当に救われました。内定の二人に、お祝いの品を渡してくれてありがとう。ずっとこの文化を大切にしたいと思って継続してきた。内定とった学生へのプレゼント。額じゃない、質じゃない、気持ちなんだ。それは後でできるものでもない。こういった機会に素直にたたえ合える時間なんだ。
事情も分かるから、求めちゃーいけないと自分に言い聞かせた日だった。見返りを求めずに追求すべきことなんだと強く自分に言い聞かせていることでもある。でも、継続できるかどうか不安だった。その不安を取り除いてくれた2人に感謝します。本当にありがとう。そして、石井さん、神永君、本当におめでとう。
こういうことを書くのは賛否両論あるし、リスクもある。でも、それが私なんだと思う。そこは捨てたくない。見返りは求めない。でも追い求めていきたい!